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Life out of Balance
見るのがしんどかった映画です。夜中から朝にかけて風景と音楽だけ延々と映す番組が妙に気持ちよかったりしますが、あれは番組表をチェックして見ようと思って観てるわけじゃなくてただそこに流れてるのに偶然こちらの気分が乗るから気持ちよいのであって、それと同じように、外国の田舎の誰もいない飛行場で夜中に出発を待ちながら偶然目に入るというような条件でもう一度みてみたい映画です。
監督やスタッフなど解説的なことは、Wikipediaをご覧ください。
Amazonの商品紹介では、
<ストーリー>
テクノロジーの進歩が人間と地球にいったい何をもたらすのか!? 映像と音楽で語る文明ドキュメンタリー。<ポイント>
- 伝説のカルト・ムービー『カッツィ』シリーズ第1弾。
- フランシス・フォード・コッポラが製作に参加。
- 現代音楽の巨匠フィリップ・グラスが音楽を担当。
- 『コヤニスカッツィ』とはアメリカ先住民ホピ族の言葉で“バランスを失った世界”の意味。自然に対する侵略を描いた作品。
- ナレーションやセリフが一切挿入されず、映像とBGMで表現される、「21世紀映像黙示録」。
となっています。
商品紹介はこういったものです。前に放課後DAで平山夢明さんが「映画秘宝」に書いてたころ、パッケージからのインスピレーションのみで、ぜんぜん中身観ないで映画紹介をしてたって言ってましたが(おもしろいのでぜひリンク先おききください)、そんなかんじでしょうか、と言うと怒られるでしょうか。
エコ、ドンファン
日本のAmazon.co.jpにはレビューがほとんどなくて、Amazon.comの方をのぞいていみたら、185レビュー中152件が五つ星という高評価です。五つ星をつけてる人たちは、映像とBGMのみの映画の先駆けとしての価値を評価するひと、フィリップ・グラスの音楽が良いという人、エコロジカルな文脈で(それこそ「黙示録」的な意味で)評価している人が同じくらいの数です。
自分はエコエコした視点で見たくないという別のバイアスがかかって素直にみれなかったのかもしれません。そしてやっぱりカルロス・カスタネダの「ドンファンの教え」シリーズを思い出しました。商品紹介にあるように、人間の「自然に対する侵略」は良くないんじゃないか、という気分に対してドンファンが言ってるのは「おまえもハナから自然なんだよ」、ということなんだろうなと自分は理解していました。読んだ時は、知らなかった何かに気づいて別の視点に開眼することで根本的に救われるのもありなのかなと思ってましたが、今はそういうのにもっさり感を感じていて、内側に旅するよりも外側に旅する方がカッコいいし結局それしかできないんじゃないかと思ってます。


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