この記事は、くりんくらんのお友達や有志の方々がいろいろなことを喋る「みんなのはなし」カテゴリーです。
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伝家の宝刀イデオロギー。
エコロジーはいまや、ドラッグか宗教になってしまった。エコロジストは、語るな、それは良い事だ、神もそういってる、疑問をもつな、と僕らに命令している。自然は母なる大地じゃないし、偉大なる世界の調和でもない、それは想像を絶するカオスだ。それは宇宙を含む全てのカオスだ。それは数式で表現される物自体だ。自然は分析・予測すべきものであって、そこに意味は無く、ただ無限に暗い穴があるだけだ。そして人間はそんな無意味な自然の一部だ。だから一番の問題は、そこから人生を生きるに値するものに変えるための詩と哲学を見つけ出すことだ。自然の一部である人間が毎日生み出すゴミの山には、人間の営みが詰まっている、そしてそれは莫大な量が廃棄され続けていて、だからこそエコロジカルな問題となっている。そのゴミの山からこそ、僕ら人間の詩と哲学は生まれなければならない。愛とはなんだ? 愛は、あなたはこんなに素晴らしい、美しい、だから愛してるんだ、と理想化することじゃない。本当の夫婦は、バカで失敗ばっかりしてて自分勝手な相手を受け入れるし、不完全なところがカンペキだからこそ、生きていく価値をその人の中に見いだす。本物のエコロジストはそういうふうに世界を愛する。それが世界に対する本当の愛だ。だから本物のエコロジストはゴミの山を愛する。詩と哲学をみつける。
Astra Taylorの「Examined Life」より。スラヴォイ・ジジェク部分のサマリーでした。東欧にいってみたい。

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